教育旅行
スタンダードコース例福島の現状と課題について学ぶ
ツアー事例紹介
コース例①
筑波大学附属駒場中学校・高等学校 灘中学校・高等学校
2泊3日1日目
11:30 | 郡山駅発 貸切バス |
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見学・食事 | 福島県環境創造センター「コミュタン福島」(三春町) |
対話 | 落合集会所(葛尾村) (一社)葛力創造舎 代表理事 下枝浩徳さん |
宿泊 | 展望の宿天神(楢葉町)着 |
対話 | (一社)AFW 代表理事 吉川彰浩さん |
考える | 1日目の振り返り |
2日目
8:30 | 展望の宿天神(楢葉町)発 |
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見学 | 東京電力「廃炉資料館」(富岡町) |
対話 | 東京電力社員 |
見学 | 富岡町夜の森地区(富岡町) |
見学 | 富岡復興メガソーラー・SAKURA(富岡町) |
食事 | 大熊食堂(大熊町) |
見学 | (車窓)大熊町大川原地区(大熊町) |
見学 | (車窓)国道6号(一部帰還困難区域)通過 |
対話 | 浪江町地域スポーツセンター(浪江町) 浪江まち物語つたえ隊 |
見学 | 浪江町内フィールド学習(浪江町) |
宿泊 | 福島いこいの村なみえ(浪江町)着 |
対話 | 南相馬市立総合病院 医師 坪倉正治さん |
考える | 2日目の振り返り |
3日目
8:30 | 福島いこいの村なみえ(浪江町)発 |
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対話 | 双葉屋旅館(南相馬市小高区) 小高を応援する会3B +1 廣畑裕子さん |
対話 | 交流センターふれ愛館(飯舘村) 農家 高橋日出夫さん |
食事 | 食堂新川(川俣町) |
考える | コラッセふくしま(福島市) ワークショップ (テーブルファシリ:福島県立福島高等学校の生徒) |
16:50 | 解散 |

コース例②
明治大学付属中野中学校・高等学校
1泊2日1日目
11:30 | 広野駅発 貸切バス |
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対話・食事 | 広野町公民館(広野町) (一社)葛力創造舎 代表理事 下枝浩徳さん |
見学 | JAEA楢葉遠隔技術開発センター(楢葉町) |
見学 | 特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」(富岡町) |
見学 | 富岡町夜の森地区(富岡町) |
見学 | 東京電力「廃炉資料館」(富岡町) |
対話 | 東京電力社員 |
宿泊 | 展望の宿天神(楢葉町)着 |
対話 | (一社)AFW 代表理事 吉川彰浩さん |
考える | 1日目の振り返り |
2日目
8:30 | 展望の宿天神(楢葉町)発 |
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見学 | (車窓)国道6号(一部帰還困難区域)通過 |
対話 | 福島いこいの村なみえ(浪江町) 浪江町行政区長会 会長 佐藤秀三さん |
見学 | 浪江町内フィールド学習(浪江町) |
食事 | 旭亭(南相馬市原町区) |
対話 | 交流センターふれ愛館(飯舘村) ニコニコ菅野農園 菅野クニさん |
考える | コラッセふくしま(福島市) ワークショップ |
17:50 | 解散 |

ツアーの様子
「見る」
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福島県環境創造センター交流棟
(コミュタン福島) -
東京電力「廃炉資料館」
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浪江町内のフィールド学習
(浪江駅周辺を歩く)
「聞く」
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(一社)AFW 吉川代表理事と福島第一原発のジオラマを囲んで対話
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浪江町行政区長会 佐藤会長との対話
(住民の視点から見た現状) -
小高を応援する会 3B+1 廣畑さんとの対話
(新たな地域づくりに向けて)
「考える」
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福島県立福島高等学校の生徒と一緒にワークショップ
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ツアーで発見した福島の課題や疑問点について意見交換
参加者の声
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宮﨑 大輔 先生[ 筑波大学附属駒場中・高等学校 地歴科 ]
ひとつの問題が様々な側面を持ち、意見の対比が存在する。その事実に直に触れ、生徒は頭をフル回転させたことでしょう。また、ヒューマンへの踏み込んだ質問など、生徒の熱心な姿勢には心強さを感じました。
フィールドで学ぶことの重要性、現地へ行くことの大切さ、学びの深さを体験させてくれる貴重な今回のツアー。ぜひ、多くの高校生に「福島の今」を体験してもらい、社会のあり方について考え深めて欲しいと思います。 -
片田 孫 朝日 先生[ 灘中・高等学校 公民科 ]
たいへん濃密な3日間でした。普段目立たないタイプの生徒が、真剣にグループ討議に参加して意見を述べる姿が印象的で、教室の外で心動かされることがあると、こんな姿を見せるのかと驚きました。
福島には、苦境の中で地域をよくするために奮闘している大人・若者が多く、人格教育としても得るものが多いです。生徒もこれからの福島と、自分の生き方について、よく考えてくれたと思います。 -
石井 敬直 さん[ 筑波大学附属駒場高等学校 ]
福島で様々なことを見聞きし、いろいろな意味でここが世界の最前線だと感じた。廃炉研究、ロボット産業、医療など、福島には様々な可能性があることを知り、福島の発展なしに日本や世界の発展はないと思った。僕は、福島の復興や発展の傍観者ではなく、関係者になりたいと思った。
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金子 友祐 さん[ 灘高等学校 ]
生の声を聞き、伝え、共有し、また学ぶということが、我々に求められる姿勢であると理解しました。多くの場合は、何らかのフィルターにかけられたものしか我々の耳に入ってきません。そういった中で、今回、様々な分野のヒューマンに直接お会いできたことは貴重な経験となりました。